Amazon S3の画像を全自動で軽量化するLightFile Lambda関数 4.0をリリース。自動画質評価による劣化防止機能付きでJPEGとPNGに対応
アイデアマンズ株式会社(ソフトウェアの企画・開発・販売およびWebサービスを提供・本社 東京都港区・代表取締役 宮永邦彦)は、画像ファイル軽量化AIソリューションLightFile Lambda関数 4.0.0を2019年5月14日にリリースしました。
製品情報サイト
- LightFile Lambda関数 https://www.ideamans.com/lightfile/lambda/
- 全自動画像ファイル軽量化ソリューション LightFileシリーズ https://www.ideamans.com/lightfile/
Webサイト表示の待ち時間を短縮・クラウドのコストを削減
LightFile Lambda関数は、Amazon S3に保存された画像データの画質を落とさず20%〜90%、全自動で軽量化します。
1. 待ち時間ストレスによるWebサイトからの離脱を予防
Webページをダウンロードするデータで、最も大きな割合を占めるのが画像データです。ダウンロードの待ち時間を短縮することで、待ち時間のストレスによるサイトからの離脱を予防します。
2. 画像データの保存コストを削減
Amazon S3は、保存されているデータが多いほどコストが増大する従量製課金です。保存されている画像データを軽量化することで、保存コストを削減します。
3. データ転送コストを削減
AWSはダウンロードされるデータの量に応じて料金が増加します。閲覧者の増加に伴い増加するコストを抑えます。
Amazon S3とは
AWSが提供するファイルオブジェクトストレージサービス(クラウド上のファイルサーバー)です。従来のディスクと違い、容量の上限や故障のリスクがないため、Web画像データの保管に使われることが増えています。詳しくはAmazon S3を参照ください。
AWS Lambdaでほぼリアルタイムに軽量化
LightFile Lambda関数は、AWS Lambda用のソフトウェアパッケージです。AWSをご利用であればすぐに利用できます。
Amazon S3のバケット上に画像ファイルが作成されると、その瞬間にAWS LambdaがLightFile Lambda関数を起動します。作成された画像ファイルは、ファイルサイズが削減されて同じ場所に上書き保存されます。
LightFile Lambda関数は既存のWebサイトに後付けで導入できます。既存のシステムにまったく変更を加える必要がありません。
AWS Lambdaとは
サーバーを事前に用意することなく任意のユーザープログラムをAWS上で実行できるサービスです。Amazon S3のオブジェクト作成など、様々なタイミングでプログラムを実行する設定が可能です。必要に応じて性能が伸長し、サーバーを保守する必要がないことが特徴です。詳しくはAWS Lambdaを参照ください。
製品の特徴 / 一般的な手法や他社製品との違い
1. 人間に代わりAIが画質の下がり過ぎを防止
一般的なWeb画像軽量化は、品質パラメータが一定のため、人間が感じる画質にムラがありました。LightFileは人間が細かく画質を確認しながらファイルサイズを軽量化する過程をAIが再現します。
そのため軽量化により画質が犠牲になりません。次の左右の画像を見比べてみてください。
2. JPEGとPNGに対応・pngquant商用ライセンスを同梱
Webサイトの画像データとして広く用いられるJPEGとPNGの両方に対応し、ファイル形式を自動で判定します。PNGファイルの軽量化にはTinyPNGと同じpngquantの商用ライセンス版を同梱し、高い圧縮性能を実現しました。
3. AWS Lambdaがはじめてでもインストールが簡単
AWS Lambda関数の開発や設置には、AWSの専門的な知識が必要ですが、LightFile Lambda関数は管理画面上での数画面の操作だけでインストールできます。
簡単なインストールを実現するためのAWS CloudFormationのテンプレートを提供しています。
CloudFormationとは
AWS上の様々なサービスの設定をテンプレート化して配備や保守を自動化するためのサービスです。詳しくはAWS CloudFormationを参照ください。
4. 定額ライセンス費用でコンテンツやユーザーが増えても安心
画像軽量化のサービスの多くはファイル数やデータ転送量に応じた従量課金制を採用していますが、LightFile Lambda関数のライセンス費用は定額制(S3バケット単位)です。
サイトの発展に追随して費用も増大することがありません。
AWS Lambdaの実行コストは料金に含まれませんが、標準的なWeb画像であれば、目安として毎月の無料枠で10万ファイルを処理できます。
本情報に関するお問い合わせ窓口
アイデアマンズ株式会社 広報担当
電子メール: contact@ideamans.com電話番号: 03-6869-3643 (自動応答)