- バージョン 4.0.4 では試験的に常時この機能が有効になります。
-
バージョン 4.0.6 または 3.5.6 からは
--remote-verify-size
を指定した場合にのみ有効になります。 -
バージョン 4.1.0 または 3.6.0 からは
--remote-verify-size
を指定した場合にファイルサイズの不一致があると重大なエラーとしてプログラム自体の実行を中断します。
ファイルのダウンロードとアップロード時のファイルサイズ検査
リモートサーバー(FTP/SFTP/S3)のファイルを軽量化する場合、LightFileコマンドを実行するサーバーに一度ファイルをダウンロードし、軽量化したファイルを再びアップロードします。
オプション--remote-verify-size
を指定すると、その際にファイルの属性上のサイズと、実際にアップロードを試みたデータサイズを毎回比較して、それらが一致しない場合にはエラーとして扱います。
$ lightfile \
--serial <付与されたシリアルコード> \
--file-system ftp \
--host <接続先ドメイン名またはIPアドレス> \
--user <FTPユーザ名> \
--password <FTPパスワード> \
--dir <FTP接続先での対象ディレクトリ> \
--remote-verify-size
重大なエラーと通知について
バージョン 4.1.0 または 3.6.0 より前は、--remote-verify-size
を指定してファイルサイズの不一致があった場合、ログに記録を残して処理を続行しました。
バージョン 4.1.0 または 3.6.0 からは、アップロード処理についてはファイルが破損した可能性のある重大なエラー
として処理をそこで中断します。
重大なエラーが発生した場合は、LightFileコマンド » 重大エラーの通知によって通知を受け取ることができます。併用して問題の早期発見に役立ててください。
なお、ダウンロード時の不一致はバージョンに関わらずファイル単位のエラーとしてファイルに対する処理は中断しますが、次のファイルに対して処理を続行します。これはダウンロード時の不一致と中断はファイルの破損のような重大な問題に関係がないからです。
さらに厳密な結合テストを行うには
公開されたWebサーバーに対してLightFileコマンドを実行している場合は、実際にWebサーバーにHTTPアクセスを行い、軽量化後の期待するファイルサイズで実際に配信が行われているか検証する機能があります。
詳しくはLightFileコマンド » Webサーバーとの結合テストをご覧ください。
オプション --remote-verify-size
と、Webサーバーとの結合テストは併用もできますが、通常はどちらか一方の利用で十分です。