ファイルを絞り込んで軽量化
LightFileコマンドは、指定のディレクトリ以下の画像ファイルをすべて探索してファイルを軽量化しますが、ファイルパスのパターンを指定して、その中の一部のファイルのみ軽量化することができます。
ファイルパスのパターンはコマンドラインオプション--only
で指定します。
下記の例では、任意のディレクトリにおいて、ファイル名の末尾に-lg
が付与されたJPEGファイル(拡張子.jpg
)のみを軽量化の対象とします。
$ ligthfile \
--serial <付与されたシリアルコード> \
--file-system local \
--dir /path/to/images \
--only "**/*-lg.jpg"
パターンの指定方法
パスのパターンとしては、minimatchを利用できます。
複数のパターンを指定する場合
コマンドラインオプション--only
は、一度のコマンド実行で複数指定し、OR
条件として利用できます。
下記の例では、任意のディレクトリの*-lg.jpg
と*-md.jpg
が軽量化の対象となります。
$ ligthfile \
--serial <付与されたシリアルコード> \
--file-system local \
--dir /path/to/images \
--only "**/*-lg.jpg" \
--only "**/*-md.jpg"
除外パターンとの関係
コマンドラインオプション--exclude
を利用すると、指定したパターンのディレクトリやファイルを軽量化の対象から除外できます。詳しくは、LightFileコマンド » 特定のパスを除外するにはを参照ください。
コマンドラインオプション--exclude
と--only
を併用すると、まずはじめに--exclude
が指定するパスを除外し、それ以外で--only
に合致するパスのみを軽量化します。
コマンドラインオプション--exclude
で除外されたファイルが--only
で指定したパターンに合致しても、軽量化は行われません。