エラーレベル
LightFile Commandでは次のエラーレベルが設定されており、ログにそのキーワードとともに出力が行われます。ログの出力について詳しくはLightFileコマンド » ログ出力を変更するにはをご覧ください。
-
FATAL
重大なエラー。コマンドの実行を続行できない重大なエラー -
ERROR
エラー。コマンドの実行は続行できるが、期待した動作が行われなかったエラー -
WARNING
警告。期待した動作が行われたが、エラーにつながる恐れのある事象 -
INFO
情報。動作の完了に関する情報 -
DEBUG
デバッグ情報。問題の解決を目的とした動作の進捗情報 -
PROGRESS
進捗。定期的に出力される進捗情報
重大なエラー(FATAL
レベル)は通常、次のコマンドの実行までに解決すべき問題に起因しており、管理者は早期に検知する必要があります。次のようなケースが考えられます。
- 認証情報の変更や接続先の不備によりFTP/SFTP/S3に接続できない
- 上書きアップロードした画像ファイルのサイズがアップロードしたデータと一致しない(LightFileコマンド » ファイル破損の厳密な検査)
- 上書きアップロードした画像データと、実際にWebサーバーから配信されているサイズが一致しない(LightFileコマンド » Webサーバーとの結合テスト)
メールで通知するには
オプション--fatal-notify-email
にメールアドレスを指定すると、重大なエラーが発生した場合にそのメールアドレスに通知を行います。
メールアドレスはカンマ区切りで複数指定できます。
$ lightfile \
--serial <付与されたシリアルコード> \
--file-system local \
--dir <対象ディレクトリ> \
--fatal-notify-email "notify@ideamans.com,sysadmin@ideamans.com"
Slackで通知するには
オプション--fatal-notify-slack-webhook-url
にSlackのIncomming Message用のWebhook URLを指定すると、重大なエラーが発生した場合にそのWebhook URL経由で通知します。
さらに--fatal-notify-slack-webhook-channel
にチャンネル名(#を含まない)を指定すると、そのチャンネルに通知を送信します。--fatal-notify-slack-webhook-channel
の指定は任意です。
$ lightfile \
--serial <付与されたシリアルコード> \
--file-system local \
--dir <対象ディレクトリ> \
--fatal-notify-slack-webhook-url "https://example.slack.com/xxxxxxx/yyyyyyy" \
--fatal-notify-slack-webhook-channel "lightfile"