ファイル数とファイルサイズの事前集計
コマンドラインオプション--analyze
を利用すると、実際のファイルサイズ削減処理を行う前に対象となるファイル数とその合計サイズを集計することができます。この機能は処理時間の予測や、バックアップに必要なディスク容量を確認するために利用します。
ファイル数は年月とファイルタイプ事に集計されます。最近更新されたファイルのみに絞り込みを行うコマンドラインオプション--resent
を使う場合にも便利です。
コマンドラインオプション--analyze
には、集計結果を出力するファイルパスを指定します。
$ lightfile --serial <シリアルコード> --dir <対象ディレクトリ> --analyze <出力先ファイルパス>
集計結果のフォーマット
集計結果は、TSV(タブ区切りの表形式)ファイルとして出力されます。
Excelなどのスプレッドシートアプリケーションに貼り付けて、ピボットテーブルで集計することを想定しています。
年月 フォーマット 全ファイル数 ファイルサイズ 除外対象ファイル
2018-09 Jpeg 188177 58168386864 0
2018-10 Jpeg 35402 12069913678 0
2018-11 Jpeg 1614 531306378 0
集計用Excelファイルの例を用意しました。ダウンロードしてご利用ください。
Dryrunモードとの違いについて
コマンドラインオプション--dryrun
も、実際の処理を行わず、Dryrunモードとして予行演習を行うことができます。Dryrunモードについては、LightFileコマンド » 処理の対象ファイルの確認を参照ください。
Dryrunモードは、処理されるファイルパスや除外されるファイルパスが1件ずつログメッセージに出力されます。これはFTPなどの外部接続の確認や、意図したファイルに対して処理が行われるかを確認する目的で利用します。
コマンドラインオプション--analyze
は、1件ずつのファイルパスが表示されず、集計結果のみがファイルに出力されます。これは処理時間の予測やバックアップ容量の算出に利用します。
コマンドラインオプション--dryrun
と--analyze
は同時に指定することはできません。